いわき市遠野町の為朝(ためとも)集落では震災前、湧き水をくみ上げて各家庭に小規模給水を行っていた。しかし、震災から1カ月後の余震で水脈がずれ、水が止まった。日々の生活を支える水が出ない。住民にとって、まさに死活問題だった。 住民たちは自分たちで水源を確保しようとボーリング工事を行ったが、見つけることはできなかった。その後、市の補助を受け、別の地区から水を引く工事を進め2013(平成25)年2月...
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