「娘が亡くなったという感覚はない。今でも生きているのではないかという気持ち、納得しない部分もある」。いわき市を震源とする大規模余震による土砂崩れで磐城農高2年だった長女の愛さん=当時(16)=を亡くした会社員高橋久雄さん(59)は語る。 自宅のあった同市田人町から現在は古殿町に移り、家族と一緒に暮らす。勤務先のいわき市のスーパーへの通勤途中、自宅があった場所の横を通り掛かる時にはつぶやいたり、...
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