東京電力福島第1原発の事故収束に向けた廃炉作業は、昨年11月から4号機で先行して始まったが、炉心溶融(メルトダウン)を起こした1〜3号機では破損状況の把握など手探りが続いている。汚染水の漏えいなどトラブルも依然として続発し、廃炉作業に集中できる環境には程遠い。 4号機では使用済み核燃料プールから燃料を取り出す作業が続いており、9日現在で別棟の共用プールに移送した燃料は1533体のう...
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