福島第1原発事故の損害賠償指針を検討する原子力損害賠償紛争審査会(会長・能見善久学習院大教授)は10日、指針の見直し議論を本格化させる。議論は避難指示解除後や住宅などの賠償がテーマ。県内被災地の視察を踏まえ、被災者の現状をどう指針に反映させるのかが焦点となっている。 能見会長らは事故から2年が過ぎた今年5、6月に初めて被災地を視察。被災地の現状を目の当たりにした能見会長は「住宅の損傷は想像以上...
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