東日本大震災による津波で110人が犠牲となり、浸水区域は町の総面積の5分の1に及んだ。津波などで630世帯の家屋が被災。町は防災集団移転促進事業で2013年から順次、災害町営住宅や被災高齢者共同住宅の入居を進めた。元の地区のコミュニティーが維持できるよう住民ニーズを酌んだ「オーダーメードの再建」として日弁連などに評価された。 JR常磐線新地駅や周辺の線路も流失したが、駅舎は約300メートル内陸...
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