【検証・廃炉】デブリとの「闘い」 最初の2号機取り出し段階へ

05/02 11:00

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 東京電力福島第1原発2号機の原子炉格納容器の中を、遠隔操作の機器が静かに進む。先端は2本の指状になっており、開閉によって物をつかむことができる。原子炉格納容器の底部に到達した機器は小石のような物体をつまみ、持ち上げることに成功した。2019年2月13日、原発事故で溶け落ちた核燃料(デブリ)に初めて接触した瞬間だった。  第1原発1~3号機の原子炉格納容器内は高線量で、人が入ることなど到底できない...

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