「30年先、40年先のことでも、今からちゃんと計画しておかないとできない。それを放っておくのは、政治的な問題以外の何ものでもない」。日本原子力学会で福島第1原発廃炉検討委員長を務める宮野広(73)=流体振動、システム安全が専門=は、廃炉の最終形について議論が進まない現状に苦言を呈す。 日本原子力学会は昨年7月、東京電力福島第1原発の廃炉が完了し、敷地を再利用できるようになるには最短でも100年...
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