東日本大震災では、本県内陸部の自治体も激しい揺れによる大きな被害があった。なかでも須賀川市は、当時の庁舎が壊滅的な打撃を受け、行政機能の分散を余儀なくされた。新庁舎での業務再開は2017(平成29)年5月のことで、実に6年の歳月を要した。「復興のシンボル」となった市庁舎再建の歩みを追った。 財源、人材不足に苦心 2011(平成23)年3月11日、須賀川市を最大震度6強の激しい揺れが襲った。行政...
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