【検証・コミュニティー再生】川内 「移住者」地域の起爆剤に

06/20 11:00

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念願の花屋を開業した福塚さん。「就職の選択肢が増えれば若い世代の関心を引き寄せる」と語る=川内村下川内

 「残念ですが、震災前の姿には戻りません」。東京電力福島第1原発事故で全村避難を経験した川内村は、村民に新たな村づくりへのメッセージを発信し、協力を呼び掛けている。2012(平成24)年1月、避難指示が出た自治体の中でいち早く「帰村宣言」を行ったが、原発事故を境に高齢化が加速した。地域再生の起爆剤として進めるのは移住者の積極的受け入れだ。  村中心部に今年4月、花屋がオープンした。店主の福塚裕美子...

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