「避難先での生活は古里での暮らしとは違う。何より双葉の人同士が毎日顔を合わせることが難しい」。東京電力福島第1原発事故でいわき市に避難した双葉町民でつくる「いわき・まごころ双葉会」の前会長、石田翼(77)は避難生活でコミュニティーを維持する難しさを語る。 双葉町民が県内外に散り散りとなって間もなく、避難先での孤立や町民同士の結び付きの維持が課題となった。多くの町民が避難した地域では町民主導で自...
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