いわき市のいわき湯本温泉古滝屋に3月、「原子力災害考証館 furusato」が開館した。「住民目線で災害に遭った個々の思いを伝える場が必要だと感じた」。社長の里見喜生さん(52)は、資料を手に開館に至る経緯を語り始めた。 古里を変えた原発事故をどのように伝えていくべきなのか―。そのような思いを抱えていた里見さんは2014(平成26)年、公害に苦しんだ熊本県水俣市を訪れた。そこでは、公設と民間の伝...
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