膨れる震災記録...どう残すか 12市町村、大量の蓄積文書保全へ 

10/10 13:05

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大熊町が帰還困難区域の公共施設で保管する大量の公文書(町提供)

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から10年半が経過し、自治体には大量の「震災文書」が蓄積されている。どのように保全するかは、それぞれの判断に委ねられているのが実情だ。原発事故で避難指示が出された12市町村への聞き取りを中心に、震災に関連した文書を保全する上での課題などを探った。  大熊町の帰還困難区域にある公共施設には、ほこりのかぶった段ボールが所狭しと積み上げられている。中に入っているの...

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