県警は、東日本大震災で行方不明になった人の捜索を続けている。原発事故の発生直後には、当時の松本光弘本部長(後の警察庁長官)を先頭に放射線を測りながら、ほぼ手つかずだった原発10キロ圏内の捜索に取り組んだ。これまでに1614体の遺体を発見し、帰りを待つ家族の元に返すことができた。 震災の100日後からは毎月1回、各地で一斉捜索を実施した。がれきをかき分け、海に潜り、重機を使って地中も捜した。ただ...
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