「これから芸能や祭りを復活させることは今までの数倍難しいと思っている」。被災地をはじめ県内で祭りなどの保存を支援するNPO法人民俗芸能を継承するふくしまの会理事長の懸田弘訓さん(84)=二本松市=は民俗芸能の保存、継承にますます危機感を募らせる。 それは担い手不足が大きな要因だ。保存団体会員の高齢化や、地域からの若者流出などが背景にある。特に東京電力福島第1原発事故の被災地では、会員が全国各地...
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