町村の枠超えて つながり、ありがたさ実感 双葉町出身の吉田知成(ともなり)は2016(平成28)年、実家の「伊達屋」を継ぎ、東京電力福島第1原発事故後に休止していた国道6号沿いのガソリンスタンドを再開させることを決意する。旧友で大熊町出身の吉田学の熱心な説得が、一度は古里への帰還を断念していた知成の心を動かした。 しかし、知成には双葉町でのスタンド経営の経験はなかった。「今の自分では何もできな...
この記事は会員専用記事です
残り866文字(全文1,066文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。