【浜通り13物語】第4部・俺たちはできる/現場感覚から疑問

11/20 10:10

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原発事故後に感じた復興への思いなどについて語る宮本政範氏

 「本当にこのままでいいのか」がれき撤去・除染、その先は何が  「本当にこのままでいいんだろうか。何かできることがあるんじゃないか」。富岡町出身で宮建工業の専務だった宮本政範は、2011(平成23)年3月の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の発生後、焦りにも似た思いを断ち切ることができなかった。  宮本は原発事故で避難を余儀なくされたが、家族の落ち着き先を決めるとすぐに復旧・復興の最前線に身を投...

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