「地域の枠」どう克服 大熊町出身の吉田学は2011(平成23)年の東京電力福島第1原発事故後、家族がいる首都圏と本県とでの二重生活を続けていた。その頃、本県でテレビをつけると「浪江焼麺太国(やきそばたいこく)」のリーダーだった八島貞之ら自分より上の世代が率先して地域再生に向けて活動する姿が映し出された。吉田は「自分にはまだそんな余裕はない」と思いつつも「すごいな」と刺激を受けていた。 14年に...
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