【浜通り13物語】第5部・地域のバトン/人を和ます「食」に誇り

12/06 11:05

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2011年9月から鳥藤本店が運営し、事故収束に関わる人たちに温かい食事を提供したJヴィレッジの食堂

 炊き出しから食堂運営へ  富岡町出身で、双葉郡で食に関わる事業を展開していた「鳥藤本店」専務の藤田大は2011(平成23)年3月末、東京電力から「4月6日から被災自治体の避難先で炊き出しをしてほしい」と依頼された。藤田自身も避難を余儀なくされていたが、同月4日に東京都内で打ち合わせを済ませ、問屋街のかっぱ橋に立ち寄り機材を車に積み込んだ後、いわき市に向かった。  5日にはいわき市四倉地区の中古物件...

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