新エネルギー「水素」活用 復興や地域の発展、確かな存在感

01/11 13:49

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完成した福島水素充填技術研究センター(手前)。奥は福島水素エネルギー研究フィールド=2022年12月12日、浪江町棚塩(ドローン撮影)

 温暖化対策で温室効果ガス排出量実質ゼロ(カーボンニュートラル)の実現を目指し、各国が技術開発にしのぎを削る中、新エネルギーとして注目されるのが水素だ。県内でも水素の利活用に向けた技術開発と普及促進に力を入れることで復興や地域の発展につなげようとする動きが活発になっている。現状を追った。  浪江、作り運び使う先進地  水素の研究と利活用で国内外を先導し始めたのが浪江町だ。沿岸部の棚塩地区に世界最大級...

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