善意つながりプレオープン 2014年冬、いわき市四倉の中島地区に大型トラクターのエンジン音が響き渡った。大規模なハウスでトマトを栽培する元木寛は、盟友で伝統農家の8代目である白石長利と2人で、地域の農家が産品を持ち寄る直売所やレストランを中心とした複合施設「ワンダーファーム」設立の第一歩を踏み出した。2人は草が生い茂った土地の開拓に汗を流した。 元木は東日本大震災と東京電力福島第1原発事故によ...
この記事は会員専用記事です
残り886文字(全文1,086文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。