「よみがえる」込めた思い 千葉県出身の佐藤亜紀は2011(平成23)年3月の東京電力福島第1原発事故に衝撃を受けた。「東京にいても何かできることがあるのではないか」。働きながらずっと考えていたが、周囲は事故を忘れてしまったかのようだった。「自分から行くしかない」。佐藤は14年、大熊町の復興支援員になった。 いわき市にある大熊町の事務所を拠点に、県内外に避難した町民を訪ね、現地で住民団体を組織す...
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