東京電力福島第1原発事故から12年が経過し、炉心溶融(メルトダウン)を起こした1~3号機の状況が少しずつ明らかになってきた。人が近づいて作業することができないほど放射線量が極めて高く、廃炉工程で最難関とされる溶融核燃料(デブリ)の取り出しに向け、1~3号機はどうなっているのか。現状を探った。 1号機、圧力容器土台の損傷大 東京電力は、1号機の原子炉格納容器で行った内部調査で、原子炉圧力容器を支...
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