【まち食堂物語】お食事処遊睎・相馬市 みんなの好物集まった

09/10 11:30

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客席にランチメニューを運ぶ成子さん。震災は店の姿を大きく変えたが、成子さんのもてなしの心だけは変えることができなかった(吉田義広撮影)

 増やし続け58品  昼の店内は、いつもサラリーマンでにぎやかだ。カウンターでは冷たいおしぼりで額の汗をぬぐい、疲れを癒やす営業マンらしき男性もいれば、小上がりで午後の段取りを話しつつご飯をかき込む作業着姿の2人組の姿もある。腹を満たして英気を養った人々は「もうひと踏ん張りするか」と、再び仕事へと戻っていく。相馬市のJR相馬駅にほど近い中心市街地にのれんを掲げる「お食事処遊睎(ゆうき)」は、胃袋か...

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