【まち食堂物語】まがら食堂・桑折町 "母心"込めた味と盛り

10/22 12:06

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食堂の前に立つ(左から)信幸さん、しげ子さん、美和子さんの親子。情に厚く、飾らない人柄で地域に親しまれている(石井裕貴撮影)

 実家のような店  JR桑折駅や桑折町役場からほど近い県道沿いに、常連客らが「ただいま!」と実家のように訪れる「まがら食堂」がたたずむ。昼の出前が主流だが、1952年の創業以来、70年以上も地域に温かい家庭の味を届け続けている。  昔ながらの"おかもち"を持ってバイクで配達に駆け回る2代目店主の真柄信幸さん(78)と仕込みや出前の注文を受けて切り盛りする「司令塔」の妻しげ子さん(77)、母の味を受け継...

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