【新まち食堂物語】妙見食堂・矢吹町 寮母の愛、味にも量にも

04/14 10:30

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(左から)喜芳さん、光子さん、洋子さん、一子さん。家族4人で愛情たっぷりの料理を提供する(吉田義広撮影)

 矢吹町の田園風景が広がる十字路交差点の一角に立つ妙見食堂。黄色いのれんをくぐると、まるで実家に帰ってきたかのような温かい雰囲気に包まれる。2代目店主の井沢一子さん(50)は、幅広い年齢層の地元客が定食をおいしそうに頬張る姿に目を細める。  光南高の下宿も営んでいる。下宿生の多くは部活生。店の壁には硬式野球部の写真や新聞の切り抜きが飾られている。現在は野球部員6人が下宿しているが、多い時は2...

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