福島市瀬上町の国道4号沿い、昭和の雰囲気漂う店構えと、黄色地の庇(ひさし)に記された屋号が目を引く。高橋要吉さん(65)、美津枝さん(64)夫妻が40年前に開いた「美うら食堂」は、大切な人たちと縁をつないで育ててきた繁盛店だ。連日、作業着姿の一人客や若いカップル、家族連れら老若男女がひっきりなしに出入りし、週末には県外ナンバーも目立つ。 席に置かれた献立表には、定食類やラーメン類、カレー...
この記事は会員専用記事です
残り1,536文字(全文1,736文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。