小学生が環境問題などを学ぶ「ふくしまエコ探検隊」の本年度第1回の活動が16日、福島市の信夫山で開かれた。参加者がフィールドワークを通して信夫山を散策しながら、歴史や自然環境に理解を深めた。
探検隊は子どもたちに環境問題を楽しく学んでもらおうと毎年実施しており、小学4~6年生で組織する。本年度は「トレードオフ」をテーマに20人が全6回の活動に取り組む。
初回は信夫山研究会の浦部博会長が講師を務めた。浦部さんは「生活が便利になっている反面、自然環境が破壊されていることを知ってほしい」と参加者に説明した。参加した渡辺喜春さん(福島大付小6年)は「自然を観察することが好きで参加した。初めて知ることばかりで勉強になった」と話した。
散策後には結成式が行われ、参加者に認定証が渡された。