フィンランドのさまざまな分野のデザインを紹介する企画展「フィンランドのライフスタイル 暮らしを豊かにするデザイン」は２２日、いわき市立美術館で開幕する。２１日は学芸員らが最終的な展示の準備を行った。企画展を担当する徳永祐樹学芸員は「国を代表する巨匠から現代の作家までの作品がそろい、フィンランドデザインを総合的に知ることができる」と企画展の特徴を話す。
使いやすい家具やユーモラスなオブジェなど約７００点を展示する。陶芸デザイナー、ビルゲル・カイピアイネン（１９１５～８８年）のオブジェ「ビーズバード」は、時間にうるさい上司をやゆするために時計をあしらったとされており、遊び心にあふれている。
２２日朝は、企画展に作品を出品しているテキスタイルデザイナーの石本藤雄さんも参加して開会式が行われる。
展示は８月１８日まで。問い合わせはいわき市立美術館（電話０２４６・２５・１１１１）へ。
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