特撮の技術や知識を学ぶ「すかがわ特撮塾」の本年度初めての活動が6月29、30の両日、福島県須賀川市の須賀川特撮アーカイブセンターで行われた。
3期生となる中学、高校生ら11人の塾生が来年3月まで月1~2回程度、特撮のプロから映像編集や撮影技術などを学び、オリジナルの短編特撮映画を製作する。
30日、塾生たちは同塾の塾長で「ウルトラマンブレーザー」などで監督を務めた田口清隆さんらの指導を受けながら、同センターに収納されているミニチュアなどを使った特撮の映像製作を体験した。
今春、長崎県から同市に引っ越し、塾生となった須賀川二中1年の大石敦司さん(12)は「怪獣ヨロイガーの着ぐるみに入った。思っていたよりも重くて動きづらかった。みんなと楽しく特撮作品を作っていきたい」と声を弾ませた。
初日は開講式や特撮映像資料の視聴、同センター内の見学などが行われた。