いわき市の四倉海岸の程近く、国道6号から海側に曲がるとすぐに、半透明の波板トタン屋根が特徴的な松喜食堂屋台店が目に入る。忙しそうに調理する佐藤克美さん(69)の隣に接客担当の妻洋子さん(68)がいて、注文を受け付ける。むき出しの単管パイプが見える店内は、外観と同様「手作り感」にあふれている。 メニューの中心はヒレカツを使ったソースカツ丼だ。揚げ油にラードを使い、衣が立つよう高温で一気に揚...
この記事は会員専用記事です
残り1,547文字(全文1,747文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。