厳しい環境に生息する動物の睡眠事情は多様だ。水中で眠るイルカは、右と左に分かれている大脳を交互に睡眠状態にすることができるし、マッコウクジラは垂直姿勢で眠ることで知られている ▼ロシアの淡水湖にすむバイカルアザラシは、一風変わった休息を取る。氷が張らない春から秋の時期だと、疲れた体を休める場所がほとんどない。どうしているかというと、息を止めふらふら沈む間、全身の力を抜いて休んでいる(「生きも...
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