会津若松市の「あいづっこ黒板アートコンテスト」の入賞作品が決まった。最高賞の市長賞には河東学園「KAWAHIGASHI G―98+α」が選ばれ、福島民友新聞社賞には若松二中「チームごはん派」の作品が輝いた。
コンテストは「会津の歴史や文化」がテーマ。2人以上のチームを組み、縦68センチ、横1メートルの黒板シートにチョークを使って絵を描いた。市内の中学生と高校生が対象で40チーム(134人)から応募があった。
河東学園の作品には、空を飛び回る赤べこや天神様があしらわれている。「会津を守っている神獣たち」を描くことで、伝統工芸品の魅力をさらに広めたいとの思いを表現したという。
表彰式は1日、同市の会津稽古堂で行われ、室井照平市長らが入賞校の生徒に表彰状を手渡した。福島民友新聞社から高橋敦司若松支社長が出席し、若松二中の生徒らを表彰した。
応募作品は7日まで、会津稽古堂で展示される。入場無料。時間は午前10時~午後5時(最終日は同4時)。
ほかの入賞校次の通り。
◇中学 ▽会津鶴ケ城を守る会賞=若松五「タチアオイ」▽市議会議長賞=若松二「チーム桜餅」▽市教育長賞=若松二「Special Art」▽福島民報社賞=若松三「湯婆婆」
◇高校 ▽優秀賞=会津学鳳「パワーPFガールズ」