「東京電力福島第1原発事故による被ばくで、次世代への遺伝影響はないということを言い続けなければならない」。福島医大放射線健康管理学講座教授の坪倉正治(39)の声に力が入る。坪倉が懸念するのは、県民健康調査の「こころの健康度・生活習慣に関する調査」で明らかとなった、あたかも岩盤のように固い誤った認識だ。 こころの健康度・生活習慣に関する調査は、原発事故で避難指示が出された地域の県民を対象に福島医...
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