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元医師、二審も無罪主張 京都ALS患者嘱託殺人

10/04 16:09

 京都市で2019年、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者林優里さん=当時(51)=の依頼に応じ殺害したとして嘱託殺人罪などに問われ、一審で懲役2年6月とされた元医師山本直樹被告(47)の控訴審初公判が4日、大阪高裁で開かれた。弁護側は一審に続き無罪を主張し、検察側は控訴棄却を求めた。

 昨年12月の一審京都地裁判決によると、医師大久保愉一被告(46)=同罪などで懲役18年、控訴=と共謀し19年11月30日、林さんの自宅マンションで、嘱託を受け胃ろうから薬物を注入。搬送先の病院で死亡させた。

 山本被告は大久保被告と共謀し、自身の父を殺害したとする殺人罪で懲役13年が確定している。

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