東京電力は福島第1原発の廃炉作業に当たり、作業員の熱中症対策を強化している。4月から7月末までの熱中症発生件数は3件で、昨年同時期の12人を大きく下回った。東電は防護服の軽装化や気温の下がる夜間に作業を行うなど熱中症対策の効果が表れているとみている。 福島第1原発は事故で放出された放射性物質で汚染され、当初は敷地全体で全身を覆う防護服と全面マスクの装着が必要だった。防護服は通気性がない上、作業...
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