「技術を信頼してくれた顧客のために早期の再開を決意した」。金属製品を製造するアイシーエレクトロニクス会長の岩本久美さん(71)は震災、原発事故の発生からわずか2カ月後に操業を再開した当時の思いを明かす。同社は未曽有の災害で大熊町の本社の休止、閉鎖を余儀なくされたが、2011(平成23)年5月にいわき市小名浜に仮工場を構えた。 1981(昭和56)年に創業。電解研磨などの卓越した技術が評価され、...
この記事は会員専用記事です
残り396文字(全文596文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。