【まち中華物語】中華五十番・福島市 家族がつなぐ父の味

04/17 13:20

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福島市中心部で人気の味を親子で守る(右から)喜美子さん、恭一さん、栄治さんの3人(吉田義広撮影)

 中華鍋で具材を炒める小気味よい音が店内に響く。熱気がこもる厨房(ちゅうぼう)には、あうんの呼吸で黙々と料理を作る兄弟の姿。福島市上町の「中華五十番」は1976(昭和51)年5月のオープンから半世紀近く、県都の中心部の一角で歴史を重ねてきた。  実はONコンビ  「先代の父の味を引き継ぎたい」。現在は2代目の長島恭一さん(43)が弟栄治さん(41)と協力し、創業当時と変わらぬメニューを提供している。...

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