荷台から落下した敷板の下敷き、作業員死亡 浪江・帰還居住区域

10/17 07:50

 16日午後3時20分ごろ、福島県浪江町下津島の旧津島中敷地内の資材置き場で、解体・除染工事に従事していた富岡町上手岡字下千里、会社員の男性(44)がトラックの荷台から落下した樹脂製の敷板約20枚の下敷きになり、死亡した。

 双葉署浪江分庁舎によると、男性はトラックの荷台から資材を下ろす作業をしていた。環境省によると、東京電力福島第1原発事故に伴う特定帰還居住区域での作業中で、同区域での解体・除染工事による死亡事故は初めてという。

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