バレーボールSVリーグ女子のデンソーエアリービーズは19日、アウェーのYKK体育館でKUROBEアクアフェアリーズを3―0で退け、3試合連続のストレート勝ちで開幕3連勝とした。順位は14チーム中1位。
決めるロザ、アマンダ
デンソーは第1セット、中盤まで一進一退の攻防。11―11から4連続得点で差を広げると、モンチベレル・ロザマリアやコネオ・アマンダのアタックを中心に得点を重ねて主導権を握り、セットを先取した。第2セットは終盤にアウトサイドヒッター山下晴奈のアタックやブロックが決まり、このセットも奪った。第3セットも山下やロザマリアを中心とした攻撃でたたみかけ相手のミスも誘発、8点差を付けて快勝した。
山下はこの試合で合わせて10得点を記録。「初のアウェーで相手の応援に押される時間もあったが、全員で悪い流れを断ち切れたことがきょうの勝因だ」と胸を張った。次戦に向け、「次もスタートにこだわって、きょうの試合の勢いのまま勝利をつかみにいきたい」と意気込んだ。
デンソーは次戦の20日も同会場でKUROBEと対戦する。午後1時5分開始予定。