三春ダム隣接公園にキャンプエリア整備へ 都市・地域再生等利用区域に指定

10/22 09:35

 東北地方整備局は21日、福島県三春町の石畑水生生物観察園を都市・地域再生等利用区域に指定した。東北で3例目で、県内では初めての指定。同園は三春ダム(さくら湖)に隣接している自然公園で、町はキャンプやカヤックなどを楽しめるエリアとして整備する。11月以降の着工を予定し、来年度中のオープンを目指す。

 区域に指定されたことにより、河川敷地での営業活動やイベント施設の設置が可能となる。町はさくら湖がある大滝根川の自然環境に配慮しながら、敷地内にキャンプサイト、カヌー・カヤックを保管できる艇庫、浮桟橋などを造る計画だ。

 町はアウトドア活動の拠点として、県内初となるモンベルストアを建設している。さくら湖周辺にアウトドア環境を一体的に整備し、にぎわいの創出につなげたい考えだ。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line