日本サッカー協会(JFA)は18~20日、Jヴィレッジで育成年代のストライカーとGKの強化を目的としたトレーニングキャンプを実施した。元ポルトガル代表FWヌーノ・ゴメスさん(48)らをゲストコーチに迎え、国内各地の有望選手が指導を受けた。 男子は14、15歳、女子は15~18歳のフィールドプレーヤーとGKの計44人が参加。サポートとしてJFAアカデミー福島の選手も参加したほか、元女子日本代表の岩渕真奈さんも指導に加わった。実戦的な練習やプレーに関するミーティングを展開した。
20日の練習後、ゴメスさんは選手を前に「才能だけでは十分でない。毎日練習をして改善することが重要だ」と語りかけた。参加した熊本県の大賀陸選手(14)=ロアッソ熊本ジュニアユース=は「チームに戻って課題を改善したい」と話した。
キャンプに参加していたJFA技術委員長の影山雅永さん(57)=いわき市出身=は「両ポジションを組み合わせた良い内容のキャンプとなった。日本では得点力不足が課題に挙がる中、育成年代からストライカーを育てて国際競争力を高めたい」と語った。