コンビニ大手ローソンは12日、東北の約1170店舗で、いわき小名浜菜園(いわき市)の高リコピントマトを使ったサンドイッチ「トマトとポテトサラダサンド」(376円)を発売する。トマトはアジアGAP(ギャップ、農業生産工程管理)に認証されており、ローソンは「見栄え、味、安全・安心の3拍子がそろっている」としている。
ローソンによると、福島県内のGAP取得農場を応援する県の取り組み「ふくしま。GAPチャレンジ」に賛同し、商品開発した。パッケージにはチャレンジのロゴマークを使用している。
トマトと相性の良いクリームチーズ、バジルを合わせることで爽やかな風味に仕上げた。ポテトサラダは、丸ごとゆでて調理したジャガイモとキュウリ、ニンジンの食感が楽しめる。
ローソンの坂本真規子東北カンパニープレジデント・東北商品部長と菜園の石田信一郎社長が7日、県庁を訪れ、内堀雅雄知事に商品を披露した。試食した内堀知事は「トマトの酸味がすごく爽やかで、口の中に香りが広がる」と絶賛した。