福がある赤ワイン、県南酒販の女性開発 県産ブドウ100%、16日発売

11/16 08:05

新発売のワインをPRした(左から)坂本さん、三谷さん、志賀さん

 福島県南酒販(郡山市)は同社の女性によるプロジェクト「福があるプラス」の一環で、ふくしま逢瀬ワイナリー(同)との共同企画商品「福がある+(プラス)relight(リライト)~赤2023」を16日に発売する。県産ブドウを100%使用している。

 これまで同プロジェクトでは、日本酒ファンを増やすためオリジナルの純米吟醸酒を製造していた。昨年からは地元産ワインのPRなどにつなげようとワイン開発にも取り組んでいる。

 今回は澄んだ赤色で、ブドウのみずみずしさと甘さを全面に出し、香りが高く仕上げた。「より多くの人に幸福を」という思いを込め、ラベルにはカスミ草の花束のイラストを添えた。

 開発に携わった坂本妃奈子さん、三谷友梨さん、志賀桃佳さんは「香りの良さを感じてほしい」などと呼びかけている。

 価格は750ミリリットル入りで2500円。約1400本製造し、同ワイナリー内のショップ、県内の量販店などで購入できる。問い合わせは福島県南酒販(電話024・932・3250)へ。

 来月5日県酒造組合、ふくしま美酒めぐり

 県酒造組合は12月5日午後6時半から、福島市のホテル福島グリーンパレスで、「ふくしま美酒めぐり~師走の宴」を開催する。

 県内の33蔵元が参加し、100銘柄以上の日本酒を振る舞う。日本酒とともにコース料理を堪能できる。午後6時からは県秋季鑑評会知事賞受賞式を行う。

 先着200人、会費は8千円。住所、氏名、年齢、連絡先を明記し、ファクス(024・573・2134)かメール(event@sake‐fukushima.jp)で申し込む。問い合わせは同組合(電話024・573・2131)へ。

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