【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)が12日公表した連邦公開市場委員会(FOMC)出席者の米経済見通しは、2024年10~12月期の実質国内総生産(GDP)が前年同期比2・1%増になると見込み、今年3月の前回予想から据え置いた。25、26年の10~12月期は、いずれも2・0%増になると見込んだ。
FRBは物価上昇率2%の目標が26年中に達成可能との見通しも示した。物価高を抑えるためにFRBは高金利政策を維持しているが、景気後退を回避しながら物価高を抑えるソフトランディング(軟着陸)が可能だとの見方を改めて示した。