【ニューヨーク共同】12日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比35・21ドル安の3万8712・21ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)の年内の利下げ回数見通しが従来の3回から1回に減ったことを受け、高金利政策が長期化するとの見方から売り注文がやや優勢となった。
FRBは、この日開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で主要政策金利の据え置きを決定。同時に公表した経済見通しで、利下げのペースが従来の見通しよりも遅れることが示され、投資家が景気の先行きへの慎重姿勢を強めた。
ナスダック総合指数は3日続伸し264・89ポイント高の1万7608・44。