4月の衆院東京15区補欠選挙を巡る公選法違反(自由妨害)の罪で起訴され、勾留が続いている政治団体「つばさの党」代表黒川敦彦被告(45)の勾留理由開示手続きが27日、東京地裁で開かれた。7月投開票の東京都知事選に立候補している被告は「勾留は選挙活動の自由を奪うもので憲法違反だ。速やかに解いてください」と主張した。
黒川被告はこれまで警視庁に2回逮捕され、衆院補選で無所属新人乙武洋匡氏陣営の街頭演説を妨害したとする同法違反罪で起訴された。有罪が確定し公民権が停止されるまでは、勾留中でも立候補できる。