鹿児島県警は1日、相次いだ不祥事の再発防止に向けた意見交換のために、中堅職員と県公安委員会による座談会を開催した。県警からは、県警本部や鹿児島市内3署に勤務する40代の警察官ら15人が出席した。
石窪奈穂美公安委員会委員長が「日々の仕事や非違事案に対する認識を共有する場にしてほしい」と趣旨を説明。県警トップの野川明輝本部長は冒頭のみ出席し「率直な意見交換をしてほしい」と述べた。
県警によると参加した職員からは、人事評価を多様な角度から行うことや、幹部への研修、職員の悩みに対して組織として向き合うことなどを求める意見が出たという。