【北京共同】北朝鮮メディアによると、金正恩朝鮮労働党総書記は1日に閉会した党中央委員会拡大総会で今年上半期の政策を総括し、経済状況は昨年同期と比べて「好調」だとの認識を示した。農業生産も問題がない水準という。人事では副首相にチョン・ミョンス氏、財政相にリ・ミョングク氏を任命した。
五つある議題には「司法制度の強化」が含まれ、金氏は最高人民会議(国会)の常任委員会で「憲法を改正して国家の位置付けを高め、地方経済の発展を促すための法的な担保」を整えるべきだとの考えを示した。司法・検察機関による監視と統制の強化が必要だとも強調した。