【ワシントン共同】ロイター通信は7日、衛星画像の分析で、イランの弾道ミサイルの主要施設2カ所が大規模に増強されていることが判明したと報じた。米国の研究者2人はミサイル生産を拡大するためだと分析。イラン政府当局者3人が認めたとしている。
イランはウクライナ侵攻を続けるロシアや、イエメンの親イラン武装組織フーシ派などにミサイルを提供しているとされ、需要を満たすために生産拡大を進めている可能性がある。
衛星画像は、プラネット・ラボ社が3月と4月に撮影。多くの新しい建物が確認でき、イラン政府当局者は無人機の生産を倍増できるとし、ロシアやフーシ派、ヒズボラに売却されるだろうと指摘した。