【モスクワ共同】インドのモディ首相は9日、ウクライナへの侵攻を続けるロシアのプーチン大統領との会談冒頭で、平和と対話の重要性を説き、プーチン氏が聞き入る場面があった。
モディ氏は「次世代の明るい将来のためには平和は必須だ。戦争を手段とした解決はあり得ない。爆弾やミサイルや銃は平和を保証しない。対話が不可欠なのだ」と主張した。
モディ氏はさらに「罪のない子どもたちが殺害されれば、あらゆる人間性を信じる人々が痛みを感じる。そんな痛みを感じる時、胸は張り裂けるばかりだ」と語った。
モディ氏は「インドは常に平和の側に立ってきた。あなたの話を聞き、楽観も感じ将来への希望が生まれた」と締めくくった。